ゲーム・エンタメ業界向けWeb制作。
まずは会話レベルで壁打ちの相談を!
ゲームを購入する前に、公式サイトを見たり調べたりすることが、現在では当たり前になったこの行動ですが、ゲーム公式サイトの役割は、インターネットの普及とともに大きく変化してきました。
かつてはゲームの発売日や価格、キャラクター、ストーリーなどを確認するための「情報ページ」に近い存在でした。
しかし現在では、SNS、動画、Steamなどの販売プラットフォーム、オンラインイベント、多言語対応、検索エンジン、そしてAI検索までをつなぐ、ゲームマーケティングの重要な拠点になっています。
本記事では、1990年代から2026年までのゲーム公式サイトの変化を振り返りながら、Web制作会社・夢双合同会社の視点から「ゲーム公式サイトは何のために存在するのか?」を考えていきます。
クライアントサポート
1990年代は、一般家庭にインターネットが徐々に普及し始めた時代です。
現在のように誰もがスマートフォンからWebサイトを見る環境ではなく、Webそのものがまだ新しい存在でした。
ゲームを探すとき、多くのユーザーが利用していたのはゲーム雑誌やテレビCM、店頭のゲームソフトでした。
そのため、この時代のゲーム公式サイトは現在とは役割が異なります。
ゲームタイトルの紹介、発売日、対応ハード、キャラクター、ストーリーなど、紙媒体で提供されていた情報がWebにも掲載されるようになっていきました。
しかし、Webには紙媒体にはない大きな特徴がありました。
それは、「公開後も情報を更新できる」ということです。
ゲーム公式サイトは、ゲーム発売までの情報発信だけではなく、発売後の追加情報を掲載する場所としても活用されるようになっていきました。
2000年代に入ると、インターネット環境が大きく変化します。
ブロードバンドの普及によってWebページで扱える情報量も増え、ゲーム公式サイトにもさまざまな表現が取り入れられるようになりました。
特に当時を象徴する存在の一つが、Flashです。
アニメーションや音楽、ゲーム的な演出をWebページに組み込むことで、現在のWebサイトとは違った「動きのあるサイト」が数多く登場しました。
ゲームとの相性は非常に良く、
など、Webサイトそのものをコンテンツとして楽しませることができました。
この時代には、公式BBSなどのコミュニティ要素も存在しました。
さらに、ゲームファンが個人で作るファンサイトも数多く存在していました。
公式サイトだけでゲーム情報が完結するのではなく、公式サイト → ファンサイト → 掲示板 → 個人ブログといった、Web上のゲームコミュニティが形成されていった時代でもあります。
現在のSNSとは仕組みこそ違いますが、「ゲームをきっかけにWeb上でコミュニティが生まれる」という構造は、現在にも通じるものがあります。
2010年代に入ると、ゲーム公式サイトを取り巻く環境はさらに大きく変化します。
その大きな要因が、
スマートフォンとSNSの普及です。
PCだけではなく、スマートフォンからゲーム公式サイトを見るユーザーが増加。
それまで以上に、「どの端末から見ても使いやすいサイト」が求められるようになりました。
そしてWeb制作では、レスポンシブWebデザインが重要になっていきます。
もう一つ大きな変化がSNSです。
Twitter(現X)、Facebook、YouTubeなどの普及によって、ゲームメーカーは公式サイトだけで情報を発信する必要がなくなりました。
例えば、
というように、媒体ごとに役割を分担できるようになりました。
これはゲーム公式サイトにとって大きな変化です。
以前は、「ユーザーに情報を見せる場所」だった公式サイトが、「さまざまな情報発信をまとめるハブ」へと変化していったからです。
2020年代になると、ゲーム公式サイトの役割はさらに複雑になります。
現在のゲームユーザーは、ゲームを知る場所が一つではありません。
Xでゲームを知る。
YouTubeでPVを見る。
検索エンジンで調べる。
Steamでストアページを見る。
ゲーム公式サイトでキャラクターや世界観を確認する。
SNSで他のユーザーの反応を見る。
このように、ユーザーの行動は複数のサービスを行き来しています。
そのため、ゲーム公式サイトだけを単独で考えるのではなく、「ユーザーがどこから来て、どこへ行くのか」まで考えることが重要になりました。
PCゲームではSteamをはじめとする販売プラットフォームの存在も大きくなりました。
ゲームを購入するだけなら、Steamなどのストアページだけでも成立します。
では、「Steamにゲームページがあるのに、なぜ公式サイトが必要なのか?」という疑問が生まれます。
ここに現在のゲーム公式サイトの重要な役割があります。
Steamなどの販売ページでは、販売に必要な情報を中心に掲載します。
一方、公式サイトではゲームブランドそのものを表現できます。
例えば、
などです。
つまり、
という役割分担ができます。
もちろん実際の設計はゲームタイトルや運営方針によって異なりますが、この違いを理解することは重要です。
ゲーム市場が世界規模になったことで、公式サイトにも多言語対応が求められるようになりました。
日本語だけではなく、
など、ゲームの展開地域に応じた言語対応が必要になるケースがあります。
ここでも公式サイトは単なる「ゲーム紹介ページ」ではありません。
世界中のユーザーに向けて、「このゲームは何なのか」を正しく伝えるブランドサイトとしての役割を持つようになっています。
ゲーム公式サイトにとって、検索エンジンも重要な接点です。
ユーザーはゲームタイトルだけを検索するとは限りません。
例えば、
など、さまざまな検索を行います。
公式サイトが適切な情報を提供していれば、こうした検索からユーザーを獲得できます。
つまり公式サイトは、「ユーザーが訪問する場所」であるだけではなく、「検索によって新しいユーザーと出会う場所」にもなりました。
2026年現在、ゲーム公式サイトを考えるうえで無視できないのがAI検索です。
ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力するだけではなく、「このゲームはどんなゲーム?」「発売日はいつ?」「対応機種は?」「似たゲームは?」といった質問をAIに尋ねる機会も増えています。
ここで重要になるのが、公式情報がWeb上に正確かつ分かりやすく存在していることです。
AIがゲームについて回答するとき、Web上の情報が整理されているほど、ゲームに関する正確な情報へアクセスしやすくなります。
そのため、これからのゲーム公式サイトでは従来のSEOだけではなく、AI検索・AIOを意識した情報設計も重要になっていくと考えられます。
ここまでの歴史を振り返ると、ゲーム公式サイトの役割が大きく変化してきたことが分かります。
ゲーム情報を掲載する場所
Webそのものを楽しませる場所
SNS・動画とつながる場所
販売・マーケティングを支える場所
検索・AI・SNS・販売・ファンをつなぐWeb上のハブ
この変化は非常に大きいです。
では、今後ゲーム公式サイトはどう進化していくのでしょうか。
夢双では、これまで以上に重要になるのは、「情報を載せる」から「ユーザーを適切な場所へ導く」という考え方だと考えています。
例えば、
検索
↓
公式サイト
↓
ゲームの世界観を知る
↓
キャラクターを見る
↓
PVを見る
↓
SNSを見る
↓
Steam・PlayStation・Nintendoなどへ移動
↓
購入・予約・ウィッシュリスト
このようなユーザー導線を設計することが重要になります。
さらに発売後は、
公式サイト
↓
アップデート情報
↓
SNS
↓
イベント
↓
コミュニティ
↓
再びゲームへ
という循環を作ることもできます。
ゲーム公式サイトというと、「発売日までに作って、発売後はあまり更新しない」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、ゲームのオンライン化・長期運営化が進んだ現在では、発売後の情報発信も重要です。
こうした情報を継続的に発信することで、公式サイトはゲームの「現在」を伝える場所になります。
つまり、ゲーム公式サイトは「発売前の宣伝ページ」から「ゲームブランドを長期間育てる場所」へ変化しているとも考えられます。
夢双合同会社は、ゲーム・エンタメ業界に特化したWeb制作を行っています。
これまでゲーム公式サイトを研究してきた中で感じるのは、ゲームサイトに必要なのは単純な「かっこいいデザインやアニメーション」だけではないということです。
もちろん、ゲームの世界観を表現するデザインは重要です。
しかし、それと同じくらい、
まで考える必要があります。
ゲーム公式サイトは、「ゲームを紹介するWebサイト」ではなく、「ゲームとユーザーをつなぐWeb戦略の中心」になっているのではないでしょうか。
1990年代のゲーム公式サイトは、Web上にゲーム情報を掲載することから始まりました。
2000年代にはFlashやBBSなどによって、Web自体を楽しませる場所へ。
2010年代にはスマートフォンやSNSとの連携が進み、情報発信のハブへ。
2020年代にはSteamなどの販売プラットフォームや多言語対応、SEOなどと結びつき、ゲームマーケティングの重要な拠点になりました。
そして2026年。
これからは検索だけでなく、AI検索も含めて、「ユーザーがゲームを知る入口」としての公式サイトがさらに重要になっていくと考えられます。
ゲーム公式サイトは、単にゲームの情報を載せる場所ではありません。
ゲームの魅力を伝え、ファンを増やし、ユーザーを動かし、ゲームブランドを長く育てていくためのWebサイト。
それが、2026年のゲーム公式サイトに求められている役割なのではないでしょうか。
夢双では、これからもさまざまなゲーム公式サイトを研究しながら、ゲーム・エンタメ業界におけるWebサイトの役割について発信していきます。
はい、必要性は高いと考えられます。
SNSやYouTube、Steamなど、ゲームの情報を発信・販売できるサービスは増えていますが、公式サイトにはゲームの世界観やキャラクター、ストーリー、最新情報などを一つにまとめ、ブランドとして発信できる役割があります。
また、検索エンジンやAI検索からユーザーがゲームを知る入口としても、公式サイトは重要な存在です。
Steamなどの販売プラットフォームは、ゲームを購入してもらうための重要な場所です。
一方、公式サイトではゲームの世界観やキャラクター、ストーリー、PV、最新ニュースなど、販売ページだけでは伝えきれない情報を掲載できます。
「購入する場所」と「ゲームを深く知ってもらう場所」は役割が異なるため、両方を連携させることでより効果的なユーザー導線を設計できます。
ゲームの内容や運営形態によって異なりますが、一般的には以下のようなコンテンツが考えられます。
特に重要なのは、単に情報を並べるのではなく、ユーザーが「ゲームを知る → 興味を持つ → 遊んでみる」という流れを意識して設計することです。
はい、重要です。
「ゲームタイトル」だけでなく、「発売日」「キャラクター」「対応機種」「ゲームシステム」「最新情報」など、ユーザーが検索する可能性のある情報を適切に掲載することで、検索から公式サイトへユーザーを誘導できます。
また、ページタイトルや見出し、構造化データなどの技術的なSEO対策やブログ等の継続した発信も重要になります。
AI検索では、ユーザーが「このゲームはどんなゲーム?」「発売日はいつ?」「対応機種は?」といった自然言語で質問するケースが増えています。
そのため、ゲームに関する基本情報を明確に整理し、検索エンジンやAIが内容を理解しやすい情報構造にしておくことが重要です。
SEOだけではなく、AI検索を含めたAIO(AI Optimization)を意識したWebサイト設計も、今後さらに重要になると考えられます。
はい。
特にオンラインゲームや長期運営型のタイトルでは、発売後の情報発信が重要です。
アップデート、DLC、イベント、コラボレーション、キャンペーンなどの情報を継続的に発信することで、公式サイトをゲームブランドの最新情報が集まる場所として活用できます。
また、ゲーム公式サイトから最新情報の発信が途絶えると、ユーザーは「このゲームはもうサービス終了したのでは?」と感じてしまうことがあります。
海外展開を予定しているゲームであれば、多言語対応を検討することをおすすめします。
日本語だけではなく、英語、中国語、韓国語など、ターゲットとなる地域に合わせて対応言語を決定します。
ただし、単純に文章を翻訳するだけではなく、各言語圏のユーザーが情報を探しやすいナビゲーションやページ構成まで考えることが重要です。
多言語サイトの場合、どの様に構築するかによって、メリットやデメリットもあります。
どちらも重要です。
ゲームの世界観を伝えるためには、ビジュアルデザインやアニメーションなどのクリエイティブが欠かせません。
一方で、ユーザーがどこから訪問し、どの情報を見て、最終的にどこへ移動するのかという導線設計も必要です。
そのため、「かっこいいサイトを作る」だけではなく、「ゲームの魅力が伝わり、ユーザーが次の行動を起こせるサイトを作る」ことが重要になります。
ゲームの企画資料、ロゴ、キービジュアル、キャラクター素材、PV、スクリーンショットなど、現在用意されている素材があれば共有することで、制作をスムーズに進められます。
また、公開予定日、対応言語、対応プラットフォーム、SNS、販売ページなどの情報も、事前に整理しておくとサイトの構成やスケジュールを検討しやすくなります。
夢双では、ゲーム・エンタメ業界のWebサイト制作において、企画・情報設計・デザイン・フロントエンド・CMSなど、案件に応じたWeb制作に対応しています。
夢双合同会社では、
など、ゲーム業界向けのWeb制作を行っています。
RPG・FPS・ノベルゲーム・アクションなど、ジャンルごとの世界観に合わせたデザイン・演出設計にも対応しています。
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