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公開日:2025/05/19

作品づくりだけじゃ伝わらない。アニメスタジオのためのブランディング戦略とは?

アニメ業界で活躍する制作会社にとって、自社のブランディングは今や非常に重要な戦略のひとつです。

単なる事業紹介や会社概要だけでは、他社との差別化は難しくなってきました。

ファンや取引先に「この会社だからこそ頼みたい」と思ってもらうためには、感情に訴えるブランディングサイトの構築が欠かせません。

今回は、アニメ制作会社がブランディングサイトで伝えるべき重要なコンテンツについて、具体的に解説します。

クライアントサポート

1. ビジュアルインパクトのあるトップページ

訪問者が最初に目にするトップページは、ブランディングにおいて極めて重要な役割を担います。

このページの設計次第で、ユーザーの第一印象やサイト全体への期待値が大きく左右されます。

アニメ制作会社のサイトにおいては、何よりもまず映像表現の魅力を強く打ち出すことが肝心です。

たとえば、代表作の名シーンを大胆にあしらったビジュアル、動的に展開されるモーション演出、スクロールに応じて変化するアニメーション効果など、動きのあるUI・UXを意識しましょう。

静止画だけでなく、動画を全面に使ったヒーロービジュアル(トップのメインビジュアル)も有効です。

また、訪問者の目線を自然に誘導するレイアウト設計も重要です。

ファーストビューで訴求力のあるキャッチコピーやタグライン(例:「キャラクターに命を吹き込むアニメスタジオ」「世界を感動で包む、映像の力」など)を配置することで、視覚的な印象だけでなくメッセージ性も伝えることができます。

トップページはブランドの顔です。

世界観を直感的に伝える表現を重視し、誰が見ても「ここはただの制作会社じゃない」と感じられるような、洗練されたビジュアルと演出に仕上げましょう。

2. 会社紹介(About / Vision / Philosophy)

会社紹介のページは、ただ「会社の概要」を伝えるだけの場所ではありません。

ブランディングサイトにおいては、「何を目指して活動しているのか」「どんな価値観で作品づくりをしているのか」といった、会社の「芯となる想い」を明確に言語化することが求められます。

アニメ制作会社の場合、ビジョンや哲学が作品のクオリティや方向性に強く影響するため、ここでの表現は非常に重要です。

たとえば、「どのような物語を描きたいのか」「何を通して視聴者に感動を与えたいのか」「作品に込めるこだわりは何か」といった点を、自社の言葉でしっかりと表現します。

また、創業のきっかけやスタジオ設立時の背景、創業者の想いやターニングポイントとなった作品などをエピソードとして盛り込むと、より読者の共感を得やすくなります。

単なる会社情報の羅列ではなく、「人間味」や「ドラマ性」を感じさせる構成が理想です。

さらに、クリエイティブに対する姿勢、チームの考え方、未来の展望などもこのセクションで伝えましょう。

採用活動にもつながる要素として、新しい仲間に求める価値観や文化も含めることで、より深みのある紹介ページとなります。

このセクションのゴールは、「この会社と仕事がしたい」「このスタジオに作品を任せたい」「一緒に作品をつくってみたい」と思わせることです。企業理念を伝えるだけでなく、感じさせるページづくりを目指しましょう。

3. 制作実績(Works / Portfolio)

制作会社にとって過去の作品は名刺代わり。

視覚的・構造的に整理された実績紹介は信頼感を高めます。

  • タイトル、担当範囲(原画、仕上げ、背景、制作進行など)

  • サムネイル+簡潔な作品説明

  • 動画埋め込みやアニメPV連携

  • ジャンル別・年代別フィルター

単に羅列するのではなく、ブランドとしての一貫性を意識した見せ方がポイントです。

4. スタッフ・チーム紹介

制作チームの顔を見せることで、会社に親近感や信頼が生まれます。

  • 主要スタッフのプロフィール・写真

  • 若手クリエイターの声や、働く風景

  • 新卒・中途採用に向けたメッセージ

また、インタビュー記事などを交えるとストーリー性が加わり、魅力が伝わりやすくなります。

5. 制作のこだわり・プロセス紹介

自社ならではの技術や手法を紹介することで、差別化を図れます。

  • 制作フローの解説(シナリオ〜納品まで)

  • 制作風景や裏側を紹介するメイキング動画

  • 自社開発ツールや特化スキル(例:美術ボード、CG合成など)

単なる説明ではなく、体験として感じてもらえるようなコンテンツ構成が理想です。

6. ニュース・メディア掲載 / お知らせ

活発に活動している印象を与えるためにも、更新性のあるコンテンツは重要です。

  • 新作発表、放送情報、イベント出展

  • 雑誌・Webメディア掲載実績

  • ファン向けのトピックスやキャンペーン

RSS配信やSNS連携で情報拡散を狙うのも有効です。

7. お問い合わせ・制作依頼フォーム

スムーズなコンタクトができるように設計されたフォームも重要です。

  • 商談用(案件相談、見積依頼)

  • 採用用(応募、会社訪問など)

  • フォームの分離と導線整理

フォーム送信後のサンクスページも、ブランドトーンに合わせて演出すると一貫性が出ます。

8. SNS連携・ファンとの接点

ファンとの継続的な関係構築のために、SNSとの連携は欠かせません。

  • Twitter・Instagram・YouTubeの埋め込み

  • YouTubeチャンネルで制作裏動画やトーク番組配信

  • バズ投稿・作品ハッシュタグなどの紹介

SNSとサイトの行き来を自然に誘導する導線設計がポイントです。

その他、あると強い要素

  • 制作の裏話や技術的解説のブログコンテンツ

  • 代表からのメッセージ動画

  • 多言語対応(海外ファン・クライアント向け)

  • スタジオの空間や設備を紹介するバーチャルツアー

魅せるサイトがブランド価値を高める

アニメ制作会社のブランディングサイトにおいては、単なる会社案内ではなく、「世界観 × こだわり × 実績 × 人」をいかに伝えるかが最大の鍵です。

あなたのスタジオならではの想いや空気感を、Webという媒体を通じてどう届けるか。

これを突き詰めたサイトは、きっと業界関係者にもファンにも深く刺さることでしょう。

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