エンタメ特化型、心を動かすWeb制作。
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本記事では、アークシステムワークス株式会社様「ダブルドラゴン リヴァイヴ」公式サイトの制作背景と設計思想についてご紹介します。
元記事:「ダブルドラゴン リヴァイヴ」公式サイト制作の裏側 ─ 夢双合同会社の制作実績紹介
公式サイト:https://www.arcsystemworks.jp/ddrev/
公式サイトでは、“やること”だけでなく、“やらないこと”の選択も重要です。
これらの判断が、結果としてユーザー体験や運用性の最適化につながりました。
今回の記事では、制作中に私たちが意図的にやらなかったことと、その理由・効果を紹介します。
制作事例の裏側
やらなかったこと
ページ全体を動かすような過度なアニメーション(リニューアル後削減)
スクロールトリガーで次々演出が出てくるような過剰演出
判断理由
公式サイトは「作品そのものを見せる」役割が最優先。
アニメーションが多すぎると、コンテンツよりWeb側が主張しすぎてしまいます。
そのためシンプルな動きに抑える判断をしました。
効果
読み込み速度の改善(体感の軽さ)
初見ユーザーにとって混乱しにくい導線
モバイルデータ通信での負担軽減
やらなかったこと
複数の動画コンテンツのページロード時自動再生
判断理由
一見すると注目を集めますが、自動再生はユーザーのタイミング制御を奪い、体験を雑に感じさせる可能性があります。
過去の動画は見たい人だけ再生できる仕様を選びました。
効果
ユーザーの操作に寄り添う設計
ページ表示の安定性向上
やらなかったこと
トレンドを意識した独自ナビゲーションUI(ハンバーガー以外の複雑な動き)
判断理由
初見・海外ユーザー双方にとって直感的な伝統的なナビゲーションが最適と判断。
ナビゲーションUIはシンプルな構造を常に最優先としています。
効果
流入後の迷いを最小化
ターゲットユーザー(プロモーション目的)への導線を強化
やらなかったこと
WordPressやProcessWireのCMSを導入せず運用していく方式
理由
クライアントのご意向なためCMSを使用しておりません。
利点としては、初期費用を抑えられる。ただし、更新がhtmlとなる為、自社運用ができない場合ご依頼いただいております。
また、サーバー内のディレクトリー構造はインクルードを利用して整理して管理しております。
それにより、セキュリティリスクの増加も回避できます。
効果
初期費用の抑制
セキュリティリスクの低減
やらなかったこと(やめたこと)
派手な背景演出や幻想的な視差スクロール(Parallax)
判断理由
ユーザービリティーを考慮しサイトとしての操作性の向上しました。
効果
「公式サイトとしての信頼感」が高まる
作品の魅力を主役として見せられる
Web制作は やることを増やすゲームではありません。
削れるものを見極め、本当に必要な体験にフォーカスすることこそが成果につながると私たちは考えています。
公式サイトでは、あえてやらない判断をすることで、作品の魅力が伝わりやすく、ユーザーが迷わない設計を実現しました。
ゲーム公式サイト・プロモーションサイトの制作をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
作品を主役にしたWeb設計を、企画段階から一緒に考えます。
また、夢双合同会社は「WordPress」よりセキュリティが堅牢なヘッドレスCMS「ProcessWire」を取り入れた、日本で数少ない制作会社になります。
お問い合わせはこちら → https://6sou.site/contact.php
X official account → https://x.com/MUSOU_LLC