エンタメ特化型、心を動かすWeb制作。
まずは無料で相談いたします!
近年、「WordPress専門です!」と打ち出すWeb制作会社を多く見かけます。
確かに、WordPressはCMSの中でも圧倒的なシェアを誇り、使い慣れた制作会社にとっては“手堅い選択肢”と言えるでしょう。
しかし、果たしてそれだけでいいのでしょうか?
とくに表現力・多言語・スピード感が求められるエンタメ業界やゲーム業界では、「WordPress一択」ではクライアントの本当のニーズに応えられないケースが増えています。
この記事では、なぜWordPressだけに依存するのが時代遅れなのか、そしてこれからのWeb制作で本当に必要とされる「CMS設計力」とは何かを、技術と現場の視点から深掘りしていきます。
クライアントサポート
WordPressは「導入しやすい」「情報が多い」「プラグインでなんでもできる」といった理由で、多くのWeb制作の現場で採用されてきました。
ですが、近年のクライアントニーズはこうです:
海外ユーザーを見据えた多言語対応
リッチなUIや演出によるブランド表現
複数メディアとの連携を前提としたCMS構成
静的サイト化による高速表示・セキュリティ強化
運用しやすく、かつ柔軟に拡張できる管理画面設計
これらをすべてWordPressだけで無理やり実現しようとすると、以下のような“構造的な限界”が露呈してきます。
テーマとプラグインの依存で保守性が悪化
高度な要件に対応するには独自開発が増えすぎる
多言語やAPI連携の実装が冗長かつ煩雑
セキュリティ面の課題が根本的に解決しづらい
誤解のないように言うと、WordPressそのものは優れたCMSです。
弊社もWordPress構築を行う事も多くあります。
ブログや小規模なコーポレートサイトであれば、依然として高いコストパフォーマンスを誇ります。
ですが、すべての案件に無理やりWordPressを当てはめてしまうのは危険です。
本来、Web制作は要件に応じて技術を選ぶべきであり、WordPressに依存する構造では「本当に良い提案」ができません。
今、Web制作におけるCMSの選択肢は驚くほど広がっています。
たとえば以下のような構成が、エンタメ業界・グローバル展開を見据えたWebにフィットします。
APIでコンテンツを柔軟に配信
フロントエンドを完全に独立して自由に構築
多言語・リレーション・ロール設計がしやすい
静的サイトとして爆速表示+SEO最強
動的要素だけを部分的に実装できる
セキュリティリスクが大幅に低減
ランディングページやプロトタイプに最適
少人数運用や非エンジニアの導入も簡単
とくに私たちが関わるエンタメ・ゲーム業界では、次のような課題が共通しています。
グローバル展開を見越して英語・中国語・韓国語など多言語対応は必須。
WordPressのqTranslateやWPMLでは運用が重く、トラブルも多くなりがち。
世界観や演出を大事にする業界では、「テンプレートベースのUI」ではなく、自由度の高いフロント実装が求められます。
イベント情報、キャラ紹介、ダウンロード素材など多種多様な更新項目を運用したい。
WordPressの「投稿」「カスタム投稿タイプ」では限界がある。
弊社では、CMS選定の際に「どれだけ構造を柔軟に設計できるか」を重視しています。
その中でたどり着いたのが、日本ではまだ珍しいCMS「ProcessWire」です。
すべてのフィールドを自由に設計できる
多言語・ページ間リレーション・カスタムAPIが容易
ヘッドレスCMSとしてAPI配信も可能
コアが超軽量で、不要な機能が一切ない
つまり、案件ごとにゼロベースで最適なCMS構成を作れるのが最大の魅力です。
WordPressのような「既存構造に合わせてサイトを作る」スタイルとは真逆の発想です。
Web制作におけるCMS選定とは、デザイン・運用・拡張性のすべてを左右する重要な要素です。
だからこそ、「WordPressしか使えない」制作会社ではなく、要件に合わせて最適解を提示できるパートナーが求められます。
もし、いま制作会社選びで悩んでいる方がいれば、こう問いかけてみてください。
「このCMSは、なぜ選ばれたのか?」
その答えが「慣れているから」「うちではWordPressしか扱っていないから」だったら、要注意です。
本来、CMSはクライアントの未来に合わせて選定すべきものです。
WordPressだけに依存するのは「提案力の放棄」
今の時代、CMSは複数の選択肢を比較・設計して使うべき
エンタメ・ゲーム業界では、特に自由度・拡張性・グローバル対応が求められる
私たちはProcessWireをはじめとする複数CMSの知見を活かして、「要件にフィットするCMS構成」を設計します