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公開日:2025/04/12

WordPress専門はもう古い?これからのWeb制作に求められる“CMS選定力”とは

近年、「WordPress専門です!」と打ち出すWeb制作会社を多く見かけます。

確かに、WordPressはCMSの中でも圧倒的なシェアを誇り、使い慣れた制作会社にとっては“手堅い選択肢”と言えるでしょう。

しかし、果たしてそれだけでいいのでしょうか?

とくに表現力・多言語・スピード感が求められるエンタメ業界やゲーム業界では、「WordPress一択」ではクライアントの本当のニーズに応えられないケースが増えています。

この記事では、なぜWordPressだけに依存するのが時代遅れなのか、そしてこれからのWeb制作で本当に必要とされる「CMS設計力」とは何かを、技術と現場の視点から深掘りしていきます。

クライアントサポート

とりあえずの選択でWordPressを使用していないか?

WordPressは「導入しやすい」「情報が多い」「プラグインでなんでもできる」といった理由で、多くのWeb制作の現場で採用されてきました。

ですが、近年のクライアントニーズはこうです:

  • 海外ユーザーを見据えた多言語対応

  • リッチなUIや演出によるブランド表現

  • 複数メディアとの連携を前提としたCMS構成

  • 静的サイト化による高速表示・セキュリティ強化

  • 運用しやすく、かつ柔軟に拡張できる管理画面設計

これらをすべてWordPressだけで無理やり実現しようとすると、以下のような“構造的な限界”が露呈してきます。

  • テーマとプラグインの依存で保守性が悪化

  • 高度な要件に対応するには独自開発が増えすぎる

  • 多言語やAPI連携の実装が冗長かつ煩雑

  • セキュリティ面の課題が根本的に解決しづらい

ワードプレスは万能ツールではない

誤解のないように言うと、WordPressそのものは優れたCMSです。

弊社もWordPress構築を行う事も多くあります。

ブログや小規模なコーポレートサイトであれば、依然として高いコストパフォーマンスを誇ります。

ですが、すべての案件に無理やりWordPressを当てはめてしまうのは危険です。

本来、Web制作は要件に応じて技術を選ぶべきであり、WordPressに依存する構造では「本当に良い提案」ができません。

次世代の選択肢:ヘッドレスCMS/Jamstack/ノーコードCMS

今、Web制作におけるCMSの選択肢は驚くほど広がっています。

たとえば以下のような構成が、エンタメ業界・グローバル展開を見据えたWebにフィットします。

 

ヘッドレスCMS(例:ProcessWire / Contentful / Sanity)

  • APIでコンテンツを柔軟に配信

  • フロントエンドを完全に独立して自由に構築

  • 多言語・リレーション・ロール設計がしやすい

 

Jamstack(例:Next.js+CMS API)

  • 静的サイトとして爆速表示+SEO最強

  • 動的要素だけを部分的に実装できる

  • セキュリティリスクが大幅に低減

 

ノーコードCMS(例:Webflow / STUDIO)

  • ランディングページやプロトタイプに最適

  • 少人数運用や非エンジニアの導入も簡単

エンタメ・ゲーム業界がWordPressから離れ始めている理由

とくに私たちが関わるエンタメ・ゲーム業界では、次のような課題が共通しています。

 

多言語対応が当たり前

グローバル展開を見越して英語・中国語・韓国語など多言語対応は必須。
WordPressのqTranslateやWPMLでは運用が重く、トラブルも多くなりがち。

 

ブランディング重視のビジュアル設計

世界観や演出を大事にする業界では、「テンプレートベースのUI」ではなく、自由度の高いフロント実装が求められます。

 

更新頻度は高いが、ブログ型ではない

イベント情報、キャラ紹介、ダウンロード素材など多種多様な更新項目を運用したい。
WordPressの「投稿」「カスタム投稿タイプ」では限界がある。

弊社がProcessWireを採用する理由

弊社では、CMS選定の際に「どれだけ構造を柔軟に設計できるか」を重視しています。

その中でたどり着いたのが、日本ではまだ珍しいCMS「ProcessWire」です。

 

ProcessWireの特徴

  • すべてのフィールドを自由に設計できる

  • 多言語・ページ間リレーション・カスタムAPIが容易

  • ヘッドレスCMSとしてAPI配信も可能

  • コアが超軽量で、不要な機能が一切ない

つまり、案件ごとにゼロベースで最適なCMS構成を作れるのが最大の魅力です。

WordPressのような「既存構造に合わせてサイトを作る」スタイルとは真逆の発想です。

コンテンツ・マネジメント・システム(CMS)は「ツール」ではなく「設計の一部」である

Web制作におけるCMS選定とは、デザイン・運用・拡張性のすべてを左右する重要な要素です。

だからこそ、「WordPressしか使えない」制作会社ではなく、要件に合わせて最適解を提示できるパートナーが求められます。

もし、いま制作会社選びで悩んでいる方がいれば、こう問いかけてみてください。

「このCMSは、なぜ選ばれたのか?」

その答えが「慣れているから」「うちではWordPressしか扱っていないから」だったら、要注意です。

本来、CMSはクライアントの未来に合わせて選定すべきものです。

制作会社の真価=CMS選定力

  • WordPressだけに依存するのは「提案力の放棄」

  • 今の時代、CMSは複数の選択肢を比較・設計して使うべき

  • エンタメ・ゲーム業界では、特に自由度・拡張性・グローバル対応が求められる

  • 私たちはProcessWireをはじめとする複数CMSの知見を活かして、「要件にフィットするCMS構成」を設計します

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