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この記事では、最新のProcessWireで日本語化を試みる際に注意すべきポイントを最初にお伝えした上で、実際の翻訳方法を初心者にもわかりやすく解説します。
フルスタックサイト構築
最新のProcessWire(バージョン3.0以降)には、標準の翻訳モジュール(Language Support Modules)が含まれていません。
そのため、以前のバージョンで存在していた「Language Support」モジュールのインストールステップは不要になっています。
最初から多言語対応の仕組みはコアに統合されていますが、翻訳データ(日本語パック)は見つかりませんでした。
よって、以下はProcessWireの古いバージョンでの話しになります。
GitHubなどで配布されている最新対応の日本語パックをダウンロード (https://github.com/ryokowatanabe/ProcessWire-japanese)
※ただし、最新版のすべてには対応していない場合もあります。
※上記、日本語パックはダウンロードはできません。
解凍後、"site/languages/"ディレクトリにアップロード
"languages"フォルダがない場合は新規作成
管理画面「Setup」→「Languages」→「Add New」
アップロードした日本語ファイルを選択してインポート
自分の管理アカウントにログイン
言語を「日本語(ja-jp)」に切り替え
これで、基本的な管理画面表示は日本語化されます。
翻訳されていない部分がある:コアに新しく追加された機能は未翻訳のことが多い
サードパーティモジュールは英語のまま:個別に翻訳対応が必要
自動翻訳機能はない:すべて手作業による翻訳・適用が必要
管理画面「Setup」→「Languages」→該当言語(日本語)を選択
「翻訳可能なテキスト」一覧から直接編集可能
ポイント!
ファイル単位、モジュール単位で細かく翻訳管理できる
作業負荷はかかるが、自社向けに最適な日本語表現にカスタマイズできる
手間をかけて翻訳モジュールを追加するのであれば、ブラウザーの翻訳機能を使った方が楽ではあります。
ただし、ページ移管ごとにブラウザーの翻訳機能を押さなくてはなりません。
最新のProcessWireでは、以前のような翻訳モジュールをインストールする必要はありません。
代わりに、言語ファイルを用意し、手動で適用・編集する流れが基本になります。
一見手間に感じるかもしれませんが、細かく翻訳管理できるため、企業独自の運用にフィットさせやすいというメリットもあります。
次回は、さらにProcessWireを便利に使いこなすための「モジュール活用法」をご紹介します!