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グローバル展開を視野に入れる企業が増え、Webサイトの多言語化は必須になりつつあります。
ProcessWireは柔軟なフィールド構造と軽量性から、多言語サイト構築に非常に向いていますが、実装時にはいくつか押さえておきたいポイントがあります。
本記事では、ProcessWireで多言語対応サイトを構築する際の注意点10個を、制作の現場目線でわかりやすく整理します。
クライアントサポート
ProcessWireには複数の多言語モジュールが存在します。
LanguageSupport
LanguageSupportFields
LanguageSupportPageNames
LanguageSupportTabs
プロジェクトによって最適解が異なるため、要件定義段階で必ずモジュール構成を確定させましょう。
途中で変更すると大きな手戻りになります。
サブディレクトリ方式
サブドメイン方式
ページツリー方式
ProcessWireは自由度が高い分、最初の設計が命になります。
LanguageSupportPageNamesを使う場合、各言語ごとにスラッグを設定しないと404が起きることがあります。
特に
日本語 → 英語
英語 → 繁体字/簡体字
などの切り替え時は注意。
ProcessWireはフィールド単位で「翻訳が必要か」を選べます。
画像、日付、IDなど → 共通
テキスト、説明文、タイトル → 言語別
これを誤ると、運用時に「どこを編集すればいいの?」と混乱を招きます。
多言語フィールドでは、管理画面に言語タブが生成されます。
この仕様を理解していないと、誤って別言語が空欄のまま公開されるという事故が起こりがち。
ProcessWireでは $page->getLanguageValue($lang, 'field') を使って値を取得します。
書き忘れると、「英語ページなのに日本語テキストが出る」という不具合が発生します。
多言語サイトでよくある問題が、英語ページにいるのに言語切替すると日本語トップに戻される問題。
ProcessWireでは$page->localUrl($lang)を使って、対応ページへ遷移できるリンクを生成するのが正解です。
意外と忘れられがちですが、SNSでの表示内容が言語別になるように設計する必要があります。
og:title
og:description
twitter:card
meta description
ProcessWireはフィールドを増やしやすいため、最初からメタ情報も多言語化しておくのが理想です。
多言語サイトの検索で起きがちな不具合:
英語検索で日本語ページがヒットする
日本語検索が効かない
ProcessWireのSearchEngineを使う場合、言語ごとにフィールドを分ける or 取得条件に言語を指定する必要があります。
ProcessWireは柔軟なCMSですが、翻訳の抜け漏れを自動検知する機能はありません。
管理画面での言語タブチェック
JSON出力して外部翻訳ツールで管理
リリース前に言語ごとの目視チェック
運用フェーズで最も重要なポイントです。
自由度が高いCMSだからこそ、最初の設計がプロジェクト全体の品質を左右します。
モジュール構成
URL設計
フィールド構成
ページ構造
言語切替処理
これらを丁寧に設計すれば、高速・軽量で使いやすく、更新の負担が少ない多言語サイトを実現できます。
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