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まずは会話レベルで壁打ちの相談を!
近年、Webサイトを閲覧すると「クッキーの使用に関する同意」を求める表示を目にする機会が増えています。
特に海外向けサイトや公式サイトを運用している場合、
「CMS(WordPressやProcessWire)でも対応が可能なのか?」
「どこまでやれば十分なのか?」
「実装コストとUXのバランスはどう考えるべきか?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ProcessWireでクッキー表記を実装する方法について、 法対応レベル・実装工数・運用目線を踏まえて整理します。
クライアントサポート
ProcessWireにおけるクッキー対応は、大きく以下の3パターンに分けられます。
| 方法 | 法対応レベル | 実装工数 | 主な用途 |
| 外部CMPを利用 | 高 | 低〜中 | 公式・企業サイト |
| 自作クッキーバナー | 中 | 中 | ファンサイト・LP |
| 表記のみ | 低 | 低 | 国内限定・小規模 |
Cookiebot や OneTrust などの CMP(Cookie Consent Management Platform) を利用し、同意取得・ログ管理・法改正対応をツール側に任せる方法です。
ProcessWire側では、共通テンプレートでCMPのJavaScriptを読み込み、 解析・広告タグを「同意後のみ」出力する設計を行います。
メリット
EU / UK / 米国州法まで幅広く対応可能
同意ログ保存・法改正対応が自動
クライアント案件で説明しやすい
デメリット
月額費用が発生する
デザインの自由度は限定的
海外向け公式サイト
長期運用される企業サイト
法的リスクを極力避けたい場合
ProcessWireのテンプレートとJavaScriptを使い、独自にクッキーバナーと同意管理を実装する方法です。
同意・拒否の状態をCookieやlocalStorageに保存し、その値をもとに解析タグや外部スクリプトの出力を制御します。
メリット
デザイン・UXを自由に設計できる
外部ツール費用が不要
軽量でサイトに馴染ませやすい
デメリット
GDPR完全対応には不十分な場合がある
同意ログ管理・国別制御は自前対応
法改正時の追従が必要
ファンサイトやプロモーションLP
広告を使用していないサイト
日本向けが中心だが海外アクセスも想定する場合
「当サイトではクッキーを使用しています」という 注意喚起のみを表示し、実際のタグ制御は行わない方法です。
メリット
実装が非常に簡単
UXへの影響が最小限
デメリット
EU向けサイトではほぼNG
実質的な法対応にはならない
日本国内限定
クッキー利用が最小限
告知目的に留めたい場合
_init.php や _main.php などの共通テンプレートに集約することで、 全ページに対して一貫した制御が可能です。
クッキーポリシーをPageとして作成し、多言語フィールドと組み合わせることで運用負荷を下げられます。
IP判定により、
EU:CMP表示
日本:簡易表記
といった出し分けも技術的には可能ですが、 精度や法的判断には注意が必要です。
以下に一つでも当てはまる場合、外部CMPまたは自作バナーの導入を検討すべきです。
海外(EU・UK)からのアクセスを想定している
Google Analytics や広告タグを利用している
IPビジネスとしての信頼性を重視している
クライアントワークである
ProcessWireは自由度の高いCMSである分、クッキー表記についても サイトの目的に応じた設計判断 が求められます。
法対応を最優先するなら外部CMP
UXと軽さを重視するなら自作バナー
国内限定なら簡易表記
というように、 一律ではなく使い分けることが現実的な解となります。
2026年以降、海外展開やIP価値を意識したサイト運用では、クッキー表記も含めた設計がより重要になっていくでしょう。
夢双では、ゲーム業界/エンタメ業界に特化した公式サイト/多言語サイトの設計を行っています。
クッキー対応やプライバシー設計まで含め、「ファン体験を損なわないWebサイト」をご提案します。